新刊
同人誌・36ページ・50部頒布・紙・500円ロマンに囚われて19インチ鯖から始めた人と、
VR睡眠中に電球を消したくてミニPCから始めた人の、
自宅鯖を始めた前後の体験記です。
自宅鯖というと、ラックサーバー、仮想化、ネットワーク、Kubernetes、ストレージ、監視……といった構成の話に目が行きがちです。
もちろん本書にも、そういった構成や運用の話は出てきます。
ただ、この本で特に書きたかったのは、完成した構成そのものよりも、
という部分です。
片方は、備える仕組みや多重化された構成に惹かれ、
誤自宅界隈やVRChatの技術コミュニティに背中を押されながら、
19インチ鯖や自宅ネットワークへ踏み出していった話です。
「なんかよくわからないけど、こういう仕組みが家にあるのはかっこいい」
というロマンを、だんだん正当化していくような体験記になっています。
もう片方は、VR睡眠中に部屋の電気を消したい、というかなり具体的な困りごとから始まります。
OyasumiVR と Home Assistant を連携させれば、寝落ちしたときに自動で電気を消せるのでは。
しかし、IoT機器を制御するには家の中にサーバーを置く必要がある。
こうして、電球1個のために自宅鯖を建てることになります。
本書は、手順書や構成カタログというより、自宅鯖を始めた人間の体験記です。
最初から完璧な構成でなくてもいい。
ロマンでも、生活の小さな不便でもいい。
何かを動かしてみたいと思ったところから、自宅鯖は始められる。
そんなことが伝われば嬉しいです。