内容紹介
これまで、いくら本を読んで勉強してもコンピューターの仕組みをちゃんと理解できていないと感じていた方、必見。これさえあれば、必ずコンピューターの仕組みの基礎的な仕組みが理解できること間違いなしです。これまでは、コンピュータの仕組みを頭の中で理解していくしかありませんでしたが、別売りの組み立てキットを使いながら説明をするので、細かな処理ごとに作られたパーツを配線していくことを実際に体感しながら確実に理解していくことができます。もちろん、組み立てキットは購入しなくても理解できるような説明を心がけていますので、書籍のみの購入でもご安心いただけます。
本書は、情報通信の基礎となる2進数の考え方からはじまり、足し算の処理など、コンピュータ処理の最小単位となる処理を実際の電子回路モジュールを使って一つづつ説明します。そして、それぞれの役割を担うモジュールを配線して組み合わせることで、コンピュータを形作ります。配線するだけではコンピュータは動きませんので、プログラムについても触れることになります。プログラムとは何かを、電子回路を紐づけて説明し、最後に、サンプルプログラムの動作を通して、非常に簡単なコンピュータの動作を知ることができます。
本書が想定している読者は、コンピュータの仕組みに関心のある方すべてです。2進数の考え方をある程度理解している方であれば、中学生くらいからでも取り組むことは可能と思っています。もちろん、電気関係の専門の方でも、ハードウエアに関して少しでも曖昧な理解があるのであれば、少なからずお役に立てると思います。
目次
・情報通信のためのコンピュータ
・計算のためのコンピュータ
・プログラムを実行するコンピュータ
・時間の概念を導入したコンピュータ
・信号を制御するモジュール
・コンピュータを組み立てるためのモジュール
・どのように組み合わせたらコンピュータになるか
・プログラミング
・参考資料:モジュールの回路図
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