Swiftらしいコードってなんだろう。Swift言語に注目が集まり、多くの人が Swiftらしさを求めてコードを描き彷徨いました。唯一の手がかりであるSwift標準ライブラリーの定義を、ただただ懸命に観察しながら。それから時は経ち、Apple自身もSwift 3の登場と合わせて "Swift APIデザインガイドライン" を公開して、指針を示してくれました。いよいよ機は熟した感じ。せっかくだから一緒にSwiftらしさを目指してみましょう。
初版 : コミケ94、技術書典5、技書博1
今どきのオブジェクト指向的なプログラミングでは欠かせないイニシャライザー。型からインスタンスを生成するときに使う初期化関数みたいなものですけれど、その特徴を理解するのは単純そうで思ったよりも複雑です。オブジェクト指向の継承関係だけでも案外複雑なのに、Swift 言語では構造体もイニシャライザーを持つようになり、プロトコル指向とも相まって、その関係を把握するのがさらに複雑になりました。そこで今回は、そんな Swift 言語におけるイニシャライザーの基本的なところを整理してみます。
初版 : 技術書典6、技書博1、コミケ96
集中する感覚を取り戻したくて。そんな気持ちに包まれながら、かつて滞在して居心地の良かった思い出のある、新千歳空港のエアターミナルホテルに7日間に渡って滞在してみることにしました。本書では "新千歳空港でプログラミングに明け暮れて過ごす" という視点で、そんな滞在の中で感じたことや、新たに見つけた新千歳空港の魅力を綴っています。旅の通過点として利用するだけでは気づけないことも多いと思うので、ぜひぜひ眺めて、新千歳空港の楽しさを広げてもらえたら嬉しいです。
初版 : 技術書典5、技書博1、コミケ96
新刊
同人誌・100ページ・50部頒布・紙/電子・1,000円今年の3月まで、イギリスのロンドンで iOSCon というカンファレンスが開催されていました。それに3回参加してみてロンドンの人々のプログラミングを真摯に楽しむ姿勢や美しい街並みが心に残りました。本書は iOSCon への参加をきっかけに綴ったロンドン旅行の入門書です。
初版 : コミケ96、技術書典7、技書博2
毎月、第2・第4月曜日に放送中の Podcast 「熊谷と繪面がプログラミングコードの内から聴こえてくる声に耳を傾けて楽しむラジオ」が放送を開始して3周年を迎えました。それを記念して、mookmook radio で配信していた全72話の概要をざっくり紹介する冊子を作成しました。
現在は舞台を新たに audiobook.jp プラットフォームで、引き続き定期配信中です。
初版 : 技書博1
新刊
同人誌・64ページ・電子・500円Swift 4 で Protocol-Oriented Integers が登場し、プログラミングの在り方が新局面を迎えようとしているように感じます。特別だったジェネリクスの世界が日常的になるかもしれない。振り返れば Collection とか FloatingPoint とか、それを感じる場面って前から在ったんですよね。そんなことに想いを馳せながら Protocol-Oriented Integers が描く世界をみんなと眺めてみたくなりました。
本書では、自分が Protocol-Oriented Integers に感じた印象を綴ります。それぞれ違う “感じ方” を一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。技術書典3が初出の古い本になりますけれど、読み物として読める内容なので、今回は電子版で対面販売します。
初刊 : 技術書典3、コミケ93、技書博2
新刊
同人誌・140ページ・電子・500円iOS や macOS などのアプリで JavaScript を処理したいとき、まず浮かぶのは WKWebView ですが、ほかにも JavaScriptCore フレームワークという選択肢があります。これを使うと、ネイティブコードと JavaScript とを密接に連携して、自由度の高いプログラミングが可能になります。本書では、そんなフレームワークを Swift 言語で扱う方法を紹介します。
コミックマーケット91が初出の古い本で、コードの読み替えは若干必要な箇所はありますけれど、JavaScriptCore を知る上で今でも充分な内容なので、今回は電子版で対面販売します。
初版 : コミケ91、技術書典2、技書博2
新刊
同人誌・106ページ・電子・500円Swift の世界はプロトコルで秩序正しく描かれています。プロトコルを知ると Swift の世界が見えてくる。でもそれはひっそり静かに佇んでいて、 まっすぐに心を傾けないとなかなか姿を見せてはくれないみたい。
本書ではそんなプロトコルに耳を傾けて、その声を感じてみます。そんな風にしてプロトコルの意味を紐解く方法を知り、ひいては Swift の気持ちを垣間見るきっかけになってくれることを祈りながら。