技術書同人誌博覧会

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IT-プログラミング-アーキテクチャ

Mathematica研究会狛江支部

Mathematicaを、ン十年使っている人も、まだ馴染みのない人も、Mathematicaに興味を持つ人達が集まって、月に一度の頻度で、情報交換をしている研究会です。 Mathematicaは開発から30年程も経った、科学技術者のための問題解決環境なのですが、有料で高価なソフトウェアであるために、世の中では知る人ぞ知る、レベルに留まっています。しかし、Raspberry Piにフルセットが同梱されるようになり、高価で近寄り難いという状況は変わりました。

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Mathematicaによるインスタンス並列とその実現方法

新刊

同人誌・125ページ・10部頒布・紙・2,000円
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目次

  1. 全てが初めての読者へ
     0.0 この本を手にとった方へ
     0.1 Raspberry Piの機種を何にするか
  2. MathematicaをRaspberry Piで動かす
     1.1 Raspberry Piのヘッドレス設定
     1.2 Mathematica側の設定
     1.3 Raspberry Pi Imagerによらない場合
     1.4 マイクロSDカードのbootディスクの編集
     1.5 Windows10 homeヘッドレス設定
     1.6 UpdateとUpgrade
     1.7 Raspberry PiのX11をMacのXQuartzで表示する
     1.8 MathematicaによるSSH接続
  3. クラスとは?インスタンスとは?
     2.1 クラスとインスタンスの歴史
     2.2 クラスもインスタンスも関数
     2.3 二重の定義がクラスの定義
     2.4 Mathematicaによるオブジェクト指向プログラミング
     2.5 クラスとインスタンスに係る用語
  4. 関数オブジェクト・プログラミング
     3.1 オブジェクトとはインスタンスの集合
     3.2 インスタンスの集合に対する操作とメソッドの定義
     3.3 インスタンス優先定義によるクラスの原型
     3.4 Nested Classパターン
  5. オブジェクトシンボルと連想
     4.1 オブジェクトシンボル
     4.2 オブジェクトシンボルへの連想の導入
     4.3 オブジェクトシンボルによる複雑な初期化
     4.4 オブジェクトシンボルとデザインパターン
     4.5 連想の利用拡大
  6. Mathematicaによる並列計算の概念
     5.1 オブジェクトシンボル
     5.2 Mathematicaクラスタ・システムの特徴
     5.3 ハードウェアの構成
     5.4 並列マシンの電源モジュール
  7. マルチコア並列計算の実行
     6.1 マルチコア・オペレーション
     6.2 格子アドレスを持つインスタンスのマッピング
     6.3 格子インデックス・インスタンスのライフゲームへの応用
     6.4 格子インデックスをマルチコアに応用したライフゲーム
  8. マルチノード並列計算の実行
     7.1 ZeroMQによるマルチノード・オペレーション
     7.2 ZeroMQによるマルチノード・マルチコア・オペレーション
立ち読み
Mathematicaで理解するオブジェクト指向
同人誌・205ページ・5部頒布・紙・2,000円
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Mathematicaは項書き換え言語とされていますが、公式的にはオブジェクト指向言語ではありません。しかし、関数の二重定義により、オブジェクト指向言語とみなすことが出来ます。この定義はMathematica本来の関数定義機能なので、何らの外部システムを必要としません。
Mathematica上にオブジェクト指向をを構築することで、Mathematicaの能力が大幅に拡大されるとともに、オブジェクト指向とは何か、を知ることが出来ます。

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