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理工系全般-理論・技術-理学系
化学×プログラミングといった領域でのびのび遊んでいます。 技術書同人誌博覧会には初めてサークル参加いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 当日は炭素と水素でどのような構造式が描けるかに挑戦した同人誌を頒布いたします。ぜひお越しくださいませ。
新刊
同人誌・60ページ・30部頒布・紙・1,000円「一体、有機化学者はどれだけの分子を作り出せるのだろう」誰しも一度は不思議に思った、この疑問。しかし、炭素2個ぐらいで諦めてしまった方も多いのではないでしょうか?
時は過ぎて、令和。コンピュータの力を借りてこの問題に童心さながらに挑みます。
どうぞご高覧の程お願いいたします。
ベンゼンの類縁体として、炭素原子を置換したもの(窒素:ピリジン)、炭素2つを1つの原子で置換したもの(窒素:ピロール、酸素:フラン、硫黄:チオフェン)2つの原子で置換したもの(窒素,窒素: ピリダジン、ピリミジン、ピラジン)などが知られます。これらをより広範な種類の元素で置換し、量子化学計算などでその物性の予測などができるとワクワクする方もいるかと思います。しかし、量子化学計算は高コストなタスクであり、それが線形回帰などの単純なモデルで近似できることには一定の価値があります。そこで本作ではベンゼン上の炭素を様々な元素に置き換え、その分子軌道がどうなるのかについて量子化学計算を実行しました。
と書ければよかったのですが、計算時間がかかるため、道半ばで締め切りが来ました(体感的には1/3ぐらいの位置)。なのでシンカンオトシタEditionです。
(プログラミング側としてはこれからが仕事で、等値面生成、特徴量探索などを今後予定しています。買っていただけると励みになります)
なお、以前TwitterでHOMO、LUMOがフェチです!と告白してくださった方がいらっしゃり、今回の出力画像を得るきっかけとなりました(羅列部の赤/青、黄/緑部)。届いているかはわかりませんが、お手に取っていただければ幸いです。
RDKit で構造式検索ができるwebページ作れないかと思い作った記念作です。
Nginx+(gunicorn+Django)+PostgreSQL on Dockerです。
研究室の試薬を検索できるようにしたい人、(素人が)DockerでWebページ作った実績を見たい人
そんな人のお役に立てれば幸いです。