XMLドキュメントを印刷するためのレイアウト指定用標準言語の一つである「XSL-FO」を利用する人を想定し、その仕様の要点を、図やサンプルを使って解説します。
・XSL-FOとは?
テキストファイルを印刷するには、何らかの印刷ソフトを使い、印刷する用紙の大きさや文字の大きさなどレイアウトを指定します。それと同じように、XMLドキュメントを印刷するにもレイアウト指定が必要です。このレイアウト指定をするための標準言語が、XSL-FO(Extensible Stylesheet Language)です。
XSL-FO は機能拡張が容易であり、それぞれの XSL-FOプロセサがさまざまな拡張機能を提供していますが、本書は XSL-FO V1.1 の標準仕様の範囲内での解説にとどめています。第2版は、章建てを含めて内容を大幅に書き直して、できるだけ理解しやすくなるように努めました。
アンテナハウスのWebページで内容を確認できます。