プログラムにより業務効率化をはかる場合、言語の選択肢はVBA、Google Apps Script(GAS)などになります。その上であえてPythonを学ぶ理由は2つあります。ひとつはキャリア面でのメリット、もうひとつはPythonでないとできないことがあるという点です。
VBAやGASでもできることは多いのですが、MicrosoftやGoogleが用意した機能の範囲内でしか実装することができません。一歩、その外のことを実現したいと思っても、手が出せません。
その外の領域がPythonの強みになります。本書は、Pythonの基本文法も、実践での使い方についても、プログラムを実際に動かしながら覚えることを重視したノンプログラマーのための指南書です。学ぶべき言語がPythonであるべき理由のある、リアルに実務で使える作例を題材としています。
こんな方にオススメです。
・Pythonを基礎から学習したい人、コピペから脱却したい人
・業務の自動化に興味があり、マクロではできない効率化を実現したいと考えている人