本書ではゲーム制作を題材としてオブジェクト指向を学びます。
オブジェクト指向が難しいと思われがちなのは、フローチャートで考えていくプログラミングとは考え方が180度違うせいです。
そこで本書では非オブジェクト指向なコードとオブジェクト指向なコードを対比することでオブジェクト指向の考え方とそのメリットを学べるようにしています。
【オススメしたい人】
・オブジェクト指向を理解したい人
・変更に強くテストしやすいコードを書きたい人
【目次】
エピソード1 試練の始まり
題材とするゲームの説明
エピソード2 フローの追跡
フロー指向での考え方、コード
エピソード3 オブジェクトの覚醒
オブジェクト指向での考え方、コード
エピソード4 クラスの導き
クラスについて、クラスを使ったコード
エピソード5 テストへの挑戦
単体テスト
エピソード6 柔軟な繋がりの獲得
インタフェース、責務の分離
エピソード7 変化への適応
仕様変更への対処
エピソード8 継承か委譲か
継承と委譲に関する議論
エピソード9 デザインの夜明け
発展的な話題
サンプルコードはすべてPythonで書かれています。
ただしPythonの経験がなくても何かしらのプログラミング言語の経験があれば読めると思います。
A5サイズ・116ページ
初出イベント: 技術書典14