技術書同人誌博覧会
GleamでRealWorldを作ろう(チャレンジ編)

新刊

同人誌・44ページ・15部頒布・紙/電子・700円
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西暦2024年3月。

正式リリース版となったGleamは、その勢力を拡大しようとしていた。

RealWorldを構築しようとするURAMASUだったが、

Gleamは一枚上手だった。

「ふざけるな!たかがRealWorld一つ、Gleamで作ってやる!」


上記、執筆中の妄想でした。
本題です。

静的型付けの関数型プログラミング言語Gleam(グリーム)。

Gleamは型安全でスケーラブルなシステムを構築を目指している言語です。
特徴として、以下が挙げられます。

  • プログラミング言語Rustでコンパイラが書かれています。
  • BEAM系言語でありErlangVM上で動作します。
  • 他のBEAM系言語Erlang、Elixirなどとの親和性が高いです。
  • Erlangのコード以外にも、JavaScriptのコードが出力できます。
  • まだ、2024年3月に正式版(1.0.0版)が出たばかりです。

正式版がリリースされてますが、プロダクトやプロジェクトでの利用事例は、そう多くはないようです。
しかし、Elixirの作者であるJosé Valim氏や、アプリケーションプラットフォームを提供する米Fly.ioがスポンサーにもなっているため、これからに非常に期待できる言語であるともいえます。

そんな状況にあるGleamを用いて、「RealWorldアプリケーション」の構築にチャレンジしてみましょう、というのが本書の内容となっております。

では、なぜGleamなのでしょうか?

それは、"これから"のプログラミング言語であるからです。

Gleamの情報は多くありません。
また、あったとしても、大半は英語での情報です。
だからこそ、必要な情報を読み解くための能力が磨かれ、日本語で自分が発信する側になった際には価値を持たせることができるでしょう。

純粋な新しい言語への興味と、打算的な理由。
それらの想いが組み合わさった、新しい言語を学ぶための一冊となっています。

本書では、主に以下の内容を学ぶことができます。

  • Gleamとは何か
  • RealWorldとは何か
  • Gleam製のWebフレームワーク「Wisp」の基本的な使い方
  • Gleam製のPostgreSQLライブラリ「Gleam PGO」のCRUDの利用方法
  • Gleam中でのJSONデータの取り扱い
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