この本では、セガサターンに搭載された画面描画用のICが持つ「タイル」という描画方式について、
エミュレータで動作する小さなサンプルを参考にしつつ、エミュレータのソースコードを読んで理解します。
[目次]
はじめに
第1章 VDP2の紹介とエミュレータ上でサンプルを試す
- 1.1 VDP2 について
- 1.2 実⾏環境について
- 1.3 エミュレータ「Yabause」のインストール
- 1.4 ゲームエンジン「Jo Engine」の取得
- 1.5 printfサンプルをビルド・実⾏
- 1.6 'A'を表⽰するだけのプログラムへ変更
- 1.7 デバッグ画⾯を眺める
第2章 1ピクセルずつ描画処理を⾏っている所まで
- 2.1 Yabauseのソースコードの在り処
- 2.2 デバッグ画⾯の実装をきっかけにコードを⾒始める
- 2.3 描画処理の実装箇所を⾒つける
- 2.4 異なる意味を持つ 2 つの座標
第3章 タイルアドレスとタイル内座標を算出する処理
- 3.1 ifブロックに⼊る条件
- 3.2 planenum配列からプレーンアドレスを取得
- 3.3 取得したプレーンアドレスへ加算する計算式
- 3.4 パターンネームデータを取得し2つのアドレスを算出
- 3.5 ifブロック後の処理について
- 3.6 Vdp2MapCalcXY関数のまとめ
第4章 取得したアドレスを⽤いた描画処理
- 4.1 Vdp2MapCalcXY関数から戻った後の処理
- 4.2 Vdp2FetchPixel関数について
- 4.3 パレットの⾊情報も⾒てみる
おわりに