Web E2Eテスト・スクレイピングツールのPlaywrightの解説本第1弾は、Playwrightをはじめてさわる方がロケーターというブラウザを自由自在に操るAPIを駆使し、簡単なE2Eテストが書けるようになるまでの基本的な使い方の解説をする入門書です。
Playwrightを使ううえで最重要である、ロケーターを中心に解説をしています。
ロケーターが理解できるようになると、ウェブサイトの操作を自在に行えるようになります。
また操作後の要素を検証するマッチャーも解説しており、PlaywrightでE2Eテストがひととおり書けるようになります。
目次
第1章 ウェブブラウザを自動操作する技術
- なぜウェブブラウザを自動操作するのか
- ウェブブラウザの種類
- ウェブブラウザを操作するツール
- ウェブサイトから見たフルブラウザとヘッドレスブラウザの違い
第2章 Playwrightのインストール
- ネイティブ環境で使用する場合
- Docker環境で使用する場合
- Playwrightのアップデート
- 実行テスト
第3章 Playwright API
- Playwrightの始め方
- ウェブブラウザを起動
- ページを作成
- ページを移動
- ページ内の要素に対して処理
- ウェブブラウザを閉じる
- レスポンス
- すべてのヘッダー情報を取得する
- 特定のヘッダー情報を取得する
- HTTPステータスを取得する
- HTML全文を取得する
- Locator
- ロールで探す
- テキストで探す
- ラベルで探す
- プレースホルダーで探す
- 画像の代替テキストで探す
- 補足情報で探す
- テストIDで探す
- CSSまたはXPathで探す
- 楽にLocatorを生成する
- Locator演算子
- メソッドチェーン
- 2つのLocatorのうち両方に一致
- 2つのLocatorのうち片方に一致
- 複数ある要素の選択
- 任意の位置にある要素を選択する
- 指定のテキストを含むフィルタリング
- 指定のテキストを含まないフィルタリング
- 子孫要素に別のLocatorを含むフィルタリング
- 子孫要素に別のLocatorを含まないフィルタリング
- 要素内の中身を取得
- スクリーンショット
- Locatorで選択した要素のスクリーンショット
- ビューポート内のスクリーンショット
- ページ全体のスクリーンショット
- マウスの操作
- キーボードの操作
- フォーム要素への操作
- テキストフォームに入力されているテキストの取得
- テキストフォームへテキストの入力
- テキストフォームのテキストを削除
- チェックボックス・ラジオボタンをオンにする
- チェックボックスをオフにする
- セレクトボックスを選択する
- ファイルをアップロードする
- ダイアログ
- クッキー
- クッキーを取得する
- クッキーを削除する
- クッキーを追加する
第4章 Playwright E2Eテスト
- テストの始め方
- テストの実行
- UIモードでデバッグを行う
- トレースビューアーでデバッグを行う
- テストするウェブブラウザを変更する
- アサーション
- ステータスコードが正常であることを確かめる
- ページURLを確かめる
- ページタイトルを確かめる
- 要素のテキストを確かめる
- 要素が表示されていることを確かめる
- 要素が表示されていないことを確かめる
- 要素に属性があることを確かめる
- 要素にIDが定義されていることを確かめる
- 要素にクラスが定義されていることを確かめる
- DOMのノード数を確かめる
- フォームのValueを確かめる
- セレクトボックスのValueを確かめる
- チェックボックス・ラジオボタンがオンになっていることを確かめる
- 要素の有効(enabled)であることを確かめる
- 要素の無効(disabled)であることを確かめる
- 要素が編集可能(editable)であることを確かめる
- スナップショットテスト
- アサーションを否定する
- テスト前処理、後処理を行う
- テストケースごとに前処理、後処理を行う
- テストファイルごとに前処理、後処理を行う
- プロジェクトごとに前処理、後処理を行う
- 全テストで前処理、後処理を行う
- 前処理、後処理の実行順番
- クッキーやlocalStorageを共有する
- クッキーやlocalStorageを保存する
- 保存したクッキーやlocalStorageを使用する