い-05
理工系全般-出版関係
言語化されていないものを言葉にして、わかりやすく伝えるのが得意な小さなコンテンツメーカーです。小売業/ITライター・編集者である鹿野恵子が運営しています。
A5版/本文モノクロ/総ページ数112P
小売業界に携わる人々に向けて、小売ビジネスの本質を分かりやすく解説した実践的入門書です。
本書は
(1)業界の歴史と最新トレンド
(2)店舗の読み解き方
(3)数字の読み解き方
という3つの切り口で、業界誌のライター兼編集者が、「わかりにくい」「とっつきにくい」といわれがちな小売業の世界を案内します。
図表やデータを豊富に収録し、ドメイン知識とその「さらに前」の「業界の常識」や「大前提」「暗黙の了解」を丁寧に解説。小売業界特有の課題や要件を理解し、より効果的なソリューションを提案・開発したい人々にとって、必携の一冊です。
■本書のゴール
• 小売業の歴史や知っておきたい常識をコンパクトに学べます
• 店舗を見て言語化するための前提知識を身に着けることができます
• 店舗に関する数字の基礎知識を理解することができます
■想定する読者層
本書は、以下の方に向けて書かれています。
• 小売業で働いている方、働くことを検討している方
• 小売業に関わるIT エンジニアの方
• 小売業に商品を提供するメーカーや卸売業の方
※本書において「小売業」とは、複数店舗を展開するチェーンストアを主な対象としていますが、中小規模の小売業にもほぼ適用できるように配慮しています。
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小売業は店舗という接点が街に開かれているところが大きな特徴です。観察することで、その企業が向かおうとしているところを読み解くことができます。筆者は記事執筆のために数百の店舗を見て、記録し、言語化する技術を身に着けてきました。地図を得て、店舗を読み解く技術を得ることで、小売業界を楽しく旅することができるのではないかと筆者は考えています。
小売業は、人と商品とお金と社会の接点で、人間臭くてとっても面白い業界です。小売業の面白さを、小売業でお仕事を始めたばかりの方はもちろん、小売業に関わるエンジニアさん、メーカーの方、関連するすべての方に伝えていきたい。そんな思いで本書を世に送り出します。