技術書同人誌博覧会

え-08

IT-開発-OS/低レイヤ

へにゃぺんて

「自作OS」を軸に技術調査やOS自体の作成、近年は「独自なOS」とするための理論の考案・検証等を行っている個人サークルです。自作OSを行う対象のハードウェアとして、近年はゲームボーイやセガサターン、PDP-7といったレトロハードを対象にしています。

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セガサターンタイル描画のうすい本

新刊

同人誌・44ページ・紙・500円
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この本では、セガサターンに搭載された画面描画用のICが持つ「タイル」という描画方式について、
エミュレータで動作する小さなサンプルを参考にしつつ、エミュレータのソースコードを読んで理解します。

[目次]
はじめに

第1章 VDP2の紹介とエミュレータ上でサンプルを試す

  • 1.1 VDP2 について
  • 1.2 実⾏環境について
  • 1.3 エミュレータ「Yabause」のインストール
  • 1.4 ゲームエンジン「Jo Engine」の取得
  • 1.5 printfサンプルをビルド・実⾏
  • 1.6 'A'を表⽰するだけのプログラムへ変更
  • 1.7 デバッグ画⾯を眺める

第2章 1ピクセルずつ描画処理を⾏っている所まで

  • 2.1 Yabauseのソースコードの在り処
  • 2.2 デバッグ画⾯の実装をきっかけにコードを⾒始める
  • 2.3 描画処理の実装箇所を⾒つける
  • 2.4 異なる意味を持つ 2 つの座標

第3章 タイルアドレスとタイル内座標を算出する処理

  • 3.1 ifブロックに⼊る条件
  • 3.2 planenum配列からプレーンアドレスを取得
  • 3.3 取得したプレーンアドレスへ加算する計算式
  • 3.4 パターンネームデータを取得し2つのアドレスを算出
  • 3.5 ifブロック後の処理について
  • 3.6 Vdp2MapCalcXY関数のまとめ

第4章 取得したアドレスを⽤いた描画処理

  • 4.1 Vdp2MapCalcXY関数から戻った後の処理
  • 4.2 Vdp2FetchPixel関数について
  • 4.3 パレットの⾊情報も⾒てみる

おわりに

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セガサターンのエミュレータのソースコードを読む本です。
本書はC言語がわかれば大丈夫です!

エミュレータのソースコードを読むと、ハードの作りがわかるのはもちろんですが、
色々なゲームを再現するために、「とあるゲームの特殊な振る舞い」とかをサポートするための実装もあったりして
当時のゲーム開発も垣間見えたりします。

ソースコードを読むのが好きで、なおかつセガサターンなどの90年代のゲームハードが好きな方には特におすすめです。

[目次]
はじめに

第1章 Yabauseのソースファイルを分類する

  • 1.1. Yabauseのソースファイル構成

第2章 Yabause本体部分

  • 2.1. この章で紹介するソースファイルについて
  • 2.2. Yabauseの1フレームの流れ
  • 2.3. movie.{c,h}について

第3章 CPU周り

  • 3.1. この章で紹介するデバイスについて
  • 3.2. この章で紹介するソースファイルについて
  • 3.3. CPUの実装について
  • 3.4. メモリの実装について
  • 3.5. SCUの実装について
  • 3.6. SMPCの実装について

第4章 画面描画周り

  • 4.1. この章で紹介するデバイスについて
  • 4.2. この章で紹介するソースファイルについて
  • 4.3. VDP1の実装について
  • 4.4. VDP2の実装について

第5章 サウンド周り

  • 5.1. この章で紹介するデバイスについて
  • 5.2. この章で紹介するソースファイルについて
  • 5.3. SCSPの実装について
  • 5.4. MC68EC000の実装について

おわりに

セガサターンCDシステムのうすい本
同人誌・32ページ・紙・500円
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セガサターンのCDドライブ周りは実は内部的に独立したシステムになっています。
この本では、セガサターンのCDシステムを公式で公開している図やエミュレータのソースコードで解説し、
実際のCDシステムの制御の様子をエミュレータのログで見ていきます。

[目次]
はじめに

第1章 セガサターンのCDドライブ周り

  • 1.1. セガサターンの「CDシステム」

第2章 エミュレータのソースコードでわかるCDシステムの制御方法

  • 2.1. Yabauseとそのソースコードについて
  • 2.2. CDシステムのレジスタアクセスを見る
  • 2.3. DTRについて
  • [コラム]YabauseのWikiについて

第3章 CDコマンド発行の流れを見る

  • 3.1. Yabauseのデバッグログ有効化・追加
  • 3.2. 対象とするプログラムを用意
  • 3.3. CDコマンド発行の流れを見てみる

おわりに

セガサターンとMIDIで通信する本
同人誌・36ページ・紙・500円
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実はセガサターンには、当時あったデバイスを使うことで、電子楽器を接続するインタフェースであるMIDIの接続が行えます。

この本では、それを使ってMIDIキーボードやPCとの通信を試します。
そして、PCとの通信の応用例として、PCから受信した実行バイナリをメモリへロードして実行するローダを作ってみます。

[目次]
はじめに

第1章 セガサターンとMIDIについて

  • 1.1. セガサターンのMIDI接続
  • 1.2. エミュレータのコードを読んでわかるMIDI通信

第2章 MIDIキーボードのMIDIメッセージを読む

  • 2.1. PCから読んでみる
  • 2.2. セガサターンから読んでみる

第3章 PCと繋ぎMIDIメッセージを送受信

  • 3.1. PCから送信したMIDIメッセージをセガサターンで受信
  • 3.2. セガサターンから送信したMIDIメッセージをPCで受信

第4章 簡単なプロトコルでPCから実行バイナリをロード・実行

  • 4.1. PCと通信してできること
  • 4.2. MIDIでデータ通信するプロトコル
  • 4.3. HELLO WORLDプログラムをロード・実行してみる

おわりに

セガサターン自作シンセサイザー読本
同人誌・44ページ・紙・500円
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筆者が行っている「セガサターン自作シンセサイザー」の取り組みについての技術解説本です。
セガサターンの音源ICがシンセサイザーだって作れるほどの機能を持っていることをエミュレータのコードで解説しています。

■ セガサターン自作シンセサイザーのデモ動画集
https://youtube.com/playlist?list=PLyRFvsy-N_GQKmC8_yqhvtLsnxlyxn1Lp

[目次]
はじめに

第1章 セガサターンのサウンド周り

  • 1.1 サウンド周りの構成
  • 1.2 SCSPの概要
  • 1.3 シンセサイザーの基本機能について

第2章 オシレータとピッチベンド

  • 2.1 シンセサイザーにおけるオシレータとは
  • 2.2 オシレータデモ
  • 2.3 SCSPで波形データを再⽣するには
  • 2.4 ループ再⽣について
  • 2.5 ⾳階を表現するには
  • 2.6 ピッチベンドとは
  • 2.7 ピッチベンドデモ

第3章 EG(エンベロープジェネレータ)

  • 3.1 EG(エンベロープジェネレータ)とは
  • 3.2 EGデモ
  • 3.3 SCSPにおけるEG設定について
  • 3.4 SCSPのEG機能をコードから⾒てみる

第4章 LFO(低周波オシレータ)

  • 4.1 LFO(低周波オシレータ)とは
  • 4.2 LFOデモ
  • 4.3 SCSPにおけるLFO設定について
  • 4.4 SCSPのLFO機能をコードから⾒てみる

おわりに

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