新刊
同人誌・112ページ・紙/電子・500円明後⽇シリーズとは、「明⽇からは無理でも、明後⽇ぐらいからは使えるようになるといいな」というノンビリとした⽬標を設定し、書かれている本です。
この本を読むことで、技術の概要を掴み、⾃分の必要としている知識を理解して、次のステップへ進めることを⽬標としています。
今回のテーマは「GIS」。地図についてのお話です。
簡単に⾔えば、地図の上に、さまざまな情報を重ねられるソフトです。
著者の⼤澤⽂孝は、最近、国⼟交通省の3D都市モデル「PLATEAU」のお仕事に携わっています。
その仕事のなかで、GISは、遊べる!と気づいてしまったのです。
調べて⾒るとわかりますが、地形や施設の位置はもちろん、さまざまな統計情報も多い。
そして、施設の情報は、単純に位置だけではなくて、たくさんの情報が詰まっている。
たとえばバスなら、バス停の名称はもちろんですが、路線名、運営会社なども含まれています。
これは⼀種のデータベースです。
「ある運営会社のバス路線だけを出す」
「ある運営会社の路線の総距離数を求める」
「単独会社の路線しかない地域を探す」
など、さまざまなデータ処理ができるのです。
この本では、こうしたGISの⾯⽩さを伝えます。