「オープンソースPDK……なんか面白そう!」
そんな直感だけで、右も左もわからないまま飛び込んでみたのが始まりでした。
最初の一歩は、ミニPCにLinuxを入れて、PDK環境を立ち上げること。
OSの設定でつまずき、ツールの名前に混乱しながらも、
少しずつ“わかってくる感覚”が、妙に楽しかったりして。
結局、ミニPCのセットアップと設計環境のセットアップまでしか出来ていませんが、、、
この本は、IC設計に出会って最初の1年間を記録した、試行錯誤の軌跡です。
わからないなりに動かしてみて、作ってみて、失敗して、また調べて——
そんな「はじめてのIC設計」冒険録。
かっちりした技術書じゃないけれど、
「自分にもできるかも?」と思えるきっかけになったらうれしいです。
“何もわからない”からこそ始められる楽しさ、詰め込みました。