新刊
同人誌・192ページ・15部頒布・紙・1,600円本書は、ランサムウェアの脅威が深刻化する現代において、単にデータを保存するだけでなく「確実に復元できること」に主眼を置いたバックアップ戦略を解説しています。
著者の実体験に基づき、攻撃者が最初にバックアップの破壊を狙う実態や、従来の冗長化だけでは防げない最新の攻撃手法を分析しています。
対策として、管理者権限の分離や、書き換え不能なイミュータブル(不可変)ストレージ、物理的・論理的なエアギャップ(隔離)の重要性を強調しています。
また、バックアップを場所・方法・対象・思想・目的の「5つの軸」で分類し、組織の規模や環境に応じた最適な設計指針を提示しています。
最終的には、技術的な導入だけでなく、定期的な復元テストを日常業務に組み込むといった、運用の「姿勢」こそが企業の生存を分けると説いています。