Java 8以降の変更で開発者に影響がありそうなものを中心に、バージョンごとに紹介する本です。
上巻はJava 8からJava 17まで、Switch式などの文法が増え、一気にモダン化していった時期を扱います。
Java 8のリリースから10年以上が経ちました。ラムダ式・Stream API・Date Time APIが登場したJava 8は「モダンJava」の出発点として今も現役です。しかしその後、Java 9以降は半年サイクルでリリースが続き、Java 8から積み上がった変更は膨大な量になっています。
「業務システムはまだJava 8のまま」「Java 11に移行したけど、それ以降の機能はほとんど知らない」——そんなエンジニアは少なくないのではないでしょうか。
本書はそんな方のために、Java 8からJava 17までの主な変更を、バージョンごとにコンパクトにまとめた一冊です。全部を深堀りするのではなく、「こんな機能が追加されたんだ」というインデックス作りを目的にしています。
varによるローカル変数の型推論が追加。コードの見通しが改善。Stringの便利メソッド群、HTTPクライアントAPIの正式化。record、instanceofのパターンマッチングと、文法面での進化が続いた時期。現在のプロジェクトがどのバージョンであれ、「今使えるのはここまで」「次に移行したらこれが使える」という読み方ができます。
Java 18以降については下巻で扱う予定です。上巻で「Javaってこんなに変わったんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。