新刊
同人誌・100ページ・40部頒布・紙/電子・1,500円写真はJPEG、アイコンや透過画像はPNG、アニメーションはGIF。
長い間、Webの画像はこの三つのフォーマットを使い分けるのが常識でした。
2010年、Googleがこの常識を覆します。
写真も、イラストも、アニメーションも、すべてを一つでまかなうWebPの発表です。
その中身を開けてみると、まったく異なる二つの圧縮技術が同居しています。
非可逆圧縮のベースは、動画コーデックの技術をそのまま静止画に持ち込んでいます。
WebPは「1フレームしかない動画」として、画像を圧縮するのです。
一方、可逆圧縮にはPNGの限界を超えるべく、画像専用のコーデックがゼロから設計されました。
本書では、RIFFコンテナの中に何が詰まっているのかを覗き、VP8とVP8Lという二つのコーデックがどうやって画像を縮めるのかを追いかけます。
変換ツールの使いこなしにも踏み込み、各オプションと圧縮の仕組みが、どうつながっているのかを掘り下げます。
さらに、Webサイトでの配信や既存フォーマットとの使い分けなど、実践的なヒントもお伝えします。
WebPの秘密を、一緒に解き明かしていきましょう。
第1章 WebPとは何か
新刊
同人誌・72ページ・40部頒布・紙/電子・1,500円フルHD映像を非圧縮で保存すると、1秒間で約190MB、1時間では約680GBものデータ量になります。
ところが現代では、スマートフォンからSNSへの動画アップロードは数秒で完了し、Netflixでの映画ストリーミングは途切れることなく再生され、ビデオ会議で世界中の人々と顔を合わせて会話できます。
この当たり前の光景の裏には、映像データを劇的に小さくする「魔法」のような技術「MPEG」があります。
1980年代後半、約650MBのCDに映画を収録するという夢物語から始まったMPEGの圧縮技術の仕組みと、誕生から現代までの物語をたどります。
第1章 映像圧縮の歴史
第2章 映像と音声のデジタル表現
第3章 映像圧縮の原理
第4章 MPEG-1
第5章 MPEG-2
第6章 MPEG-4
第7章 次世代映像圧縮技術
JPEGの品質は「85がよい」と、耳にしたことはありませんか?
そもそも、JPEGの「品質」という数値が何を意味しているのか、深く考えたことはあるでしょうか。
JPEGは1992年に誕生し、30年以上たっています。
今でも写真やウェブ画像など、私たちの身の回りで広く使われている画像フォーマットです。
しかし、JPEGの圧縮の仕組みや「品質」の意味について、詳しく知っているでしょうか。
JPEGは、人間の視覚特性や画像の特徴、情報を効率的に表現するためのさまざまな符号化技術を、うまい具合に組み合わせてデータを削減します。
その裏側には、長年にわたる研究と工夫が積み重ねられており、とてもおもしろい仕組みになっています。
本書では、なるべく予備知識がなくても理解できるように、JPEGの仕組みを解説します。
普段何気なく使っているJPEG画像の舞台裏を、一緒にのぞいてみましょう。
きっと、これまでとは違った視点で画像を見られるようになるはずです。
第1章 色を視るしくみ
第2章 JPEGファイルフォーマット
第3章 JPEGの圧縮アルゴリズム
付録A JPEG以外のフォーマット
付録B 色空間
付録C 画質評価