技術書同人誌博覧会
デザインの技術書 Vol.0 視覚伝達の基礎
同人誌・40ページ・紙・1,500円
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デザイン基礎に必要なのは「センス」ではなく「ロジック」です。

ビジネスでの資料作成やSNS発信、同人誌の表紙・本文レイアウトや各種告知画像の制作など、私たちの日常はデザイン制作の機会に溢れています。しかし、多くの人がデザインを本格的に学ぶ機会を持たないまま現場での制作を強いられ、「自分にはデザインが向いていない」「何かが足りない」と悩んでいます。

デザインの本質は、画面を華やかに飾り立てることではなく、伝えるべき情報を相手に正しく理解してもらうための「配慮」を形にすることです。それを実現するための客観的な規律こそが「デザインのロジック」です。本書は、誰でも情報をわかりやすく伝えることができる、再現可能な手法を提示します。

◆ 本書で学ぶ「視覚伝達を成立させる5つの設計思想」

第1章:視認性のロジック
色彩の印象に頼る前に、明度差によって情報の存在を確実に確立します。国際指針に基づくコントラスト比の基準や、モノクロ検証によって構造の欠陥を可視化する手法を解説します。

第2章:優先順位のロジック
すべての強調は情報の飽和を招きます。主従関係をサイズ・太さ・比率によって階層化し、読み手の視線を迷わせない明確な順路の設計手法を整理します。

第3章:構造のロジック
知覚特性に基づき、関連情報を近接させてグループ化し、基準軸に沿って整列させます。視覚的ノイズを排除し、一貫したルールの反復によって読み手の認知負荷を軽減します。

第4章:可読性のロジック
余白を単なる空きではなく「情報の息継ぎポイント」として設計。日本語特有の文字密度を考慮した行間設定や、一行の文字数制限など、心地よい空間構築の手法を追求します。

第5章:認知のロジック
実機検証や縮小確認を通じ、作り手の主観から離れて多様な利用環境下でも情報が正しく機能するかを確認する、最終的な品質管理の手法を学びます。

◆ これからの制作者に不可欠な「デザインの教養」

デザインをロジックとして言語化し明確な方向性を定める力、すなわちディレクション能力の重要性はより一層高まっています。現代の制作者に求められるのは、作品の意図を正確に伝える伝達力です。

自分の制作物に対する違和感を解決し、伝える相手に寄り添った視覚伝達を実現するための指針として、ぜひ本書をご活用ください。

※同人誌の表紙・紙面づくりや各種広報物・スライド制作にもそのまま応用できる実践的な内容です。
(技術書典「第12回刺され!技術書アワード」ニュースタンダード部門 最終候補ノミネート作品)

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