新刊
同人誌・20ページ・50部頒布・紙・500円自宅インフラでは、壊れた環境をどう直すかだけでなく、そもそも「直さずに捨てて作り直せる」ことも大切だと考えています。
本書では、VPS に直接ソフトウェアを入れて手作業で育てていた頃から、
などとの出会いを経て、宣言的・Disposable・Immutable なインフラを好むようになるまでの技術遍歴を振り返ります。
現在目指しているのは、
再現可能なものは捨てられるようにし、再生成できない状態だけを守る
という構成です。
インフラ構成は IaC として Git に置き、ノードやクラスターは必要なら再構築する。一方で、ユーザーデータやデータベースなどの永続状態は、バックアップなどによって個体とは切り離して守ります。
これは Kubernetes や Immutable Infrastructure の入門書でも、ベストプラクティスをまとめた本でもありません。
手作業で育てたサーバー、障害で捨てられなかった環境、逆に迷わず捨てられた環境――そうした経験を通して、
「何を捨てられるようにし、何を守るのか」
をどう考えるようになったのか。
その意思決定と運用思想の変化をまとめた、自宅インフラの技術エッセイです。