2011年の春ごろに、Javaで「NyARToolKit」互換のARマーカー認識プログラムを、フルスクラッチで書いた時のレポートです。
入力画像からマーカーを検出して、3D上に配置するまでのアルゴリズムを解説しています。
- 目次 -
● はじめに
AR マーカー
ARToolKit
独自ARマーカー認識プログラム開発の経緯
独自ARマーカー
● アルゴリズムの大枠
はじめに
処理の流れ
用語解説
● プログラムを書く前に
GC対策
オブジェクトの参照
ループの判定内で計算を行わない
キャストを避ける
配列のコピーには、System.arraycopyを使う
その他細かな無駄を省く
● 画像の加工
ガウス・フィルタ
2値化
ラベリング
ラベルの排除
ラベルに付随して記録する値
通常のARマーカーを認識する方法
● パターン認識
ラベルのソート
パターン形成
4×4の行列を符号化
● 空間認識
はじめに
モデル・ビューのX軸、Y軸、Z軸を計算
Z方向の移動量を計算
X、Y方向の移動量を計算
モデル・ビューの行列を生成
● 終わりに