技術書同人誌博覧会
婚活を支えた技術
同人誌・117ページ・電子・3,980円
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端的に言うと「結婚相談所で活動し結婚した」という話になります。
このような書籍の形になる前に友人や知り合いを集め、100枚以上のスライドを作成し、
鍋をつつきながら3時間半ほどプレゼンをしてみたところ、
巷の情報ではなく、当事者としての視点で、婚活の生々しさや消耗していく臨場感をうまく伝えられたらしく大盛況に終わりました。
その場に参加していた2人のエンジニアの友人が、私と同じ結婚相談所に登録し、結婚までいきつくという実績まで解除し、
2人とも私の知見の詰まったプレゼンやコンサルが活動していくなかで非常に役立ったと言ってくれたことで、
それだけ言ってもらえるような内容なのであれば、もっと多くの方に知ってもらってもよいのではないかと考えました。

半年間の結婚相談所での活動の中で、61人の相手と会い、
結婚相談所の担当者からは活動期間中に会っている数としては他の追随を許さないほど「ぶっちぎりで一番」だと言われました。
「結婚した」だけを切り取られて「おめでとう」という一言で片付けられるには、61人との出会いは濃すぎました。
「半年で61人に会う」を実現するためには戦略が必要になってきます。
「おめでとう」という言葉は欲しくなく、
私がどのような戦略を考え、どう行動していったのかに目を向けてもらいたかったというのが、
友人や知り合いに向け自身の婚活をプレゼンしたモチベーションの源泉となっています。

また、私のまわりで「エンジニアの婚活がうまくいっていない」という話をよく耳にします。
私は、婚活をしたのではなく、1つのプロジェクトを達成したと考えています。
インフラエンジニアという肩書で会社員をやってきたなかで、いくつものプロジェクトを経験してきました。
プロジェクトでは、何を目的とし、ゴールをどこに置き、そのために何を積み上げる必要があるのか、誰が対応するのかをはっきりさせ取り組んでいるはずです。
がむしゃらに目の前にあることをこなしていくだけでは、しだいに疲弊していくということは、皆さんも経験から身に染みているのではないかと思います。

エンジニアという肩書で会社員をやっている30歳男性が、婚活というプロジェクトにどう立ち向かったのか共有することで、他のエンジニアの婚活というプロジェクトの「うまくいっていない」に影響を与えられるのではないかと考えました。

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