ダンボールなどの箱の中の画像を撮っておき、マーカーと紐付けを行います。
ARを用いてマーカー上に撮っておいた画像をマッピングすることで、箱を開けることをせずに中身を確認できるシステムを構築します。
本書はAR部分に関してRaspberry Pi上で動作が可能であるか、検証を行いましたので、
その内容と今後構築予定のシステム機能に関して記載した本となります。

Raspberry Piと公式カメラ、GPSを用いて主にバイクツーリング中の補助を目的とした機能を持つカメラを構築し、
そのカメラにて取得した情報を視覚化する地図アプリの作成、
それらを実際に稼働させた稼働例に関して記載した本になります。

過去同じ題材で何度か頒布していましたが、
今回、古くなった情報の最新化や、分割で出していた内容をまとめつつ、
内容的にバイクツーリング以外でも活用ができることからIoTカメラと名称を変更することにした総集編となります。

クライアント側のIoTカメラに関しての記載内容としては、Raspberry Piの設定からカメラモジュールを用いた写真撮影プログラムの作成、GPIO経由でのGPSモジュールの接続方法に加えてGPSロガー機能の実現、
I2C経由でのOLEDへの表示やLED表示などに関して記載しています。

また、クライアントに指示を出すトリガーとしてGPIOにスイッチを直接接続する以外に、
micro:bitを用いてのBleutoothによる無線スイッチの実現方法や、
おまけとして音声入力を用いての操作に関しても記載しています。

サーバー側に関してはNode.jsとExpress、Leafletを用いた地図アプリの作成方法に関してと、
Raspberry Pi上で稼働方法に関して記載しています。

Raspberry Pi手に入れたは良いが、何に使えば良いのだろうとお悩みの人、
具体的な活用例としての参考書籍としていかがでしょうか。