新刊
同人誌・96ページ・電子・800円世の中にはPHPについての解説書が数多く存在しますが、パッケージ依存関係管理ツール「Composer」について詳しく書かれた書籍はまったく見当たりません。
もちろん、PHPについての書籍の一部にComposerについての解説はありますし、インターネット上でもいくつかのサイトで解説されています。
しかし、日本語のサイトではいずれも断片的な情報が多く、提供されているパッケージを利用するときの使い方の解説がほとんどです。自分でパッケージを作成するための情報を集めるには、さまざまなサイトを探す必要があります。
英語で作成されたComposerの公式サイトを読む方法や、その日本語訳を読むこともできますが、あくまでもツールのマニュアルという感じで、体系的に整理されているとはいえません。
そこで、2019年に開催された第1回技術書同人誌博覧会(技書博)や技術書典7では、本書の第1版を頒布しました。当時はComposerが1.8.6、PHPが7.3.6という環境でした。
それから4年が経ち、その間にComposerが1から2にバージョンアップし、PHP 8が登場しました。
第1版ではComposerを使うサンプルプログラムとして、「Twitter(現X)に投稿するAPI」を使用していましたが、現在はこのAPIもバージョンが変わっています。
このため、第2版として2023年11月現在の最新バージョンに更新して、サンプルプログラムも変更しています。