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理工系全般-その他-コミュニティ
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(「ノンプロ研」)は、ノンプログラマーがITスキルを学び合うコミュニティです。定期的なイベント開催、もくもく会、Slackでのコミュニケーションなどの活動を活発に行っています。このサークルではメンバーが執筆したノンプログラマー向けの書籍をお送りします。 https://plannauts.co.jp/nonproken/ #ノンプロ研
ハードウェア、ソフトウェア技術の進歩によりパソコンのプログラミング学習に対するハードルは劇的に下がっています。それらの進歩はマイコンのプログラミングに対しても同様に起こっているにもかかわらず、その現実は思ったほど世間一般に認知されていなません。
本書ではGrove Beginner Kit For Arduino(以下、Beginner Kit)を使って、マイコンのプログラミングも安価で容易に取り組めることを紹介して、学習に対する最後のハードルを取り払うとともに、マイコンの存在を世間一般に普及させることを目的とします。
Beginner Kitは価格約3000円(2021年4月現在)と安価な上に、無料のソフトウェアをインストールしたパソコン(Windows or Mac)を用意することで簡単に本格的な学習を始めることができます。
マイコンを学習する場合、LEDライトの点滅(通称Lチカ)を最初に取り組む例がよく見られますが、その後何をしていいのかわからなくなってしまう事が多いようです。 その点Beginner Kitでは、キット内にセンサー、モニター、ブザーなど一般的な電子工作に使用するモジュールがあらかじめ接続されていて、ハンダ付けなどをせずともプログラムを工夫することで色々な作品を作ることができます。
マイコンは目立ちませんが我々の身の回りのさまざまな場所に存在し、我々の生活を支えてくれています。Beginner Kitの学習を通して、それらの存在に対する理解を深めることができます。目の前に新しい世界が拡がりますよ!!
本書はExcel VBAの「配列」について、入門しその知識を網羅的にまとめた、まさに「Excel VBA 配列入門」です。
Excel VBAの「配列」はたしかに簡単ではありませんから、「配列なんて使えなくてもマクロは作れる」そう思う方もいるかもしれません。
しかし、大きなデータを扱うときは、処理に時間がかかったり、フリーズしてしまうことがあります。
本書は、Excel VBAの配列をはじめて学習する人や避けて通ってしまっている方について、その学習のストレスを軽減し、処理の軽いマクロを作れるようになることを目的としています。
この本をきっかけに、配列を使えるようになるExcel VBAユーザーが増えてくだされば嬉しい限りです!
Googleフォームは無料で利用できる画期的なアンケートシステムです。また、テスト機能を使うことで小テストや検定なども作成することができます。
医療や保険行政の現場でもアンケートを取る機会が多くあります。どこで、Googleフォームのテスト機能を使い「コロナウイルス検定」を作成したところ、のべ8万人以上の方が利用し、各メディアで紹介されました。
本書はGoogleフォームの基本から、あまり知られていないテストなどの便利機能までを紹介するものです。
Googleフォームが皆さんの新たな武器の1つとして、業務や教育のお役に立つことを願っています!
本書は、オンライン上のExcelの自動化をすることができる「Officeスクリプト」のノンプログラマー向け入門書です。
Officeスクリプトは、Excel Onlineで使用できる、PowerAutomateと連携ができるという魅力がありながらも、その情報が少なく学習のハードルが高いという問題がありました。
そのような背景から、プログラミングはそこまで得意ではない、だけどOfficeスクリプトに触ってみたいという⽅向けに執筆しました。
Officeスクリプトとは何か、どういったことができるのかといった概要の解説、Officeスクリプトの導入と基本の書き方、Excelのシートやセルの操作からPower Automateとの連携までを網羅しています。
この本が少しでもOfficeスクリプトをはじめてみたいという⽅のお役に⽴てたら嬉しいです。
近年、AI技術の発展で、囲碁の世界トップ棋⼠にAIが勝つ、正確に⾳声認識して会話できるチャットボットができるなど、従来の技術では実現が難しかったことがどんどん実現できるようになってきています。
このようなAIの技術はノンプログラマーにとっては「遠いもの」に感じられるかもしれませんが、近年はツールの発展により気軽に「AIを使ってみる」ということができるようになってきました。
本書では、Microsoft Azureをそのツールとして使用し「画像認識」を題材として「AIで何ができるか」を知っていただき、ビジネスへのAI活用につなげていただくことを目指しています。
本書が皆さまの学びの助けになれば幸いです。
農業のIT活⽤に興味のある⽅・はじめてアプリ制作をする⽅に向けて、実際に農場で使っている「QRを使ったじゃがいもの収穫管理アプリ」の作り⽅を紹介いたします。
本アプリでは、Googleスプレッドシート、ノーコード開発ツール Glide、ノンプログラマー向けプログラミング⾔語 GAS(Google Apps Script)の3つのサービスを組み合わせ使用しています。
本書では、一緒に手を動かしていただきながら実用的なアプリを完成させていくことで、これらのサービスについて学ぶことができる構成になっています。
ぜひ、本書が農業のIT化に興味のある多くの⽅々に届き、実⽤的な「⾃作スマート農業」を実践するお⼿伝いができれば幸いです。
QUERY関数はGoogleスプレッドシート特有の関数です。
VLOOKUP関数に似たような機能を持ちますが、数種類ある「句」を組み合わせて⽤いることで、抽出・集計の幅が格段に広がります。
習得することで、⼤きなデータでも臆することなく⾃分に必要な情報を必要な分だけ抽出・集計すること、いままでトライしたことない⾓度での分析することなど、さらに視野が広がると思います。
VLOOKUP関数を習得したら、次はぜひQUERY関数に挑戦してみてください。本書がその⼀助になるようにと願っています。
CSVファイルをExcelで開こうとするとデータが意図せずに変換されてしまうなどの色々なトラブルが発生します。また、読み込んだ後のデータの並び替えや集計などの処理もなかなかたいへん…
そんな時におすすめなのがExcelに標準で搭載されている「ADO」(ADODB.Connectionオブジェクト)の活用です。
ADOはもともとデータベースを扱う技術ですが、CSVファイルの扱いも得意です。使い方がわかれば、便利この上ありません。
本書では、ADOを使ってCSVファイルを簡単に開く方法を紹介します。また、データベースや、データベース操作に使用する言語SQL(Structured Query Language)の入門書としても活用いただけます。
みなさまの日常業務のお役に立てれば幸いです。
「子どもにタッチタイピングを習得させたい」「子どもにIT技術の素養を身につけさせたい」そんな親御さん必見の書籍が登場!
近年のIT・プログラミングの分野の急速な発展をうけて、子どもたちへのIT教育も盛んになってきました。そのIT教育に活用しようということで、ブロックを組み合わせてプログラミングを行える「Scratch」が注目されるようになりました。
そこで、家族勉強会の一貫ではじめたのがScratchでタイピングゲームを作ること。すると、当時小学校1年生だった子どもが、タッチタイピングを習得することができ、今や大人顔負けのスピードでタイピングができるようになりました。
本書は、そのような体験から生まれた、⼦どもにタッチタイピングを習得させたい親御さん向けの本です。
Scratchの概要および基本操作と、1⽂字タイピングゲームおよび⽂字列タイピングゲーム作りについてまとめました。
親が作ったゲームは子どもはとても喜んで遊んでくれます。ぜひ、Scratchとタイピングゲームを通して、お子さんに遊ばせてみてください。
Pythonで実用的なコードを書けるようになったものの
・他の人に使ってもらえるWebアプリをつくるのはなんか敷居が高そう…
・公開するのにお金がかかるのはいやだなぁ
・とりあえずWebアプリを家族や友達など限られた人たちに使ってもらいたい
と、このような悩みがあるものです。
そんなときには、実は小型コンピュータ「ラズパイ」(Raspberry Pi)を開発マシンとして使うという方法があります。それにより、無料で簡単にWebアプリをつくって、公開することができるようになります。
本書ははラズパイをWebアプリの開発マシンとして使うところからサーバーとして利⽤する無料かつ簡単にでできる⽅法を解説するものです。
また、おまけとしてWebアプリの開発をラクにする⽅法や、せっかくラズパイを使うので、「Lチカ」をするWebアプリのサンプルも書いてみました。
Pythonで手軽にWebアプリをつくりたい方、またせっかくラズパイを持っているのに持て余してしまっている方に、ぜひお手にとっていただければ幸いです!
今や、多くのユーザーに支持されている人気の情報管理ツール「Notion」。2021年5月に「NotionAPI」が公開されたことで、プログラムを通じてNotionのページやデータベースを操作できるようになりました。
さまざまなNotionAPIの活用方法がネット上で紹介されていますが、はじめてのNotionAPIに触れる方は
・どのように手をつけていいかわからない
・書いてある通りにやっているが意味がわからない
という経験をしてしまう方も少なくありません。
そこで、本書でははじめてNotionAPIに取り組むことを想定して、NotionAPIキーの取得から活用までを紹介します。
また、プログラミング言語としては、プログラミング初心者にも扱いやすく、Googleの各種サービスを操作可能な「GAS」(Google Apps Script)を用いています。本書では、Googleドキュメント、Gmail、Google Forms、Google Drive、Google CalendarとNotionの連携についても解説しています。
ぜひ、ふだんのお仕事や生活にお役立てください。
建設現場の作業は「きつい」「きたない」「きけん」の3Kで有名、しかも昨今の状況は「労働者の減少」「材料の値上げ」「賃⾦の引き下げ」
「週休2⽇問題」などで、どんどん厳しくなる⼀⽅…
そこで、「デジタルを活用して現場を効率化しよう!」という結論に達しました。
建設現場にデジタル化できるところなんてあるのかと思われるかも知れませんが、こちらのサービスを組み合わせることで、現場で使用することができる便利なスマホアプリをつくることができます。
・Googleスプレッドシート
・ノーコードアプリGlide
・Google Apps Script(GAS)
本書では、作業現場でよく用いる「危険予知活動表」(KY)をアプリ化した、スマホ用「デジタル危険予知活動表アプリ」(DKY)のつくり方と、それによって業務改善をする実例を紹介します。
ぜひ、多くの作業現場で活用いただき、業務改善にお役立ていただければと思います。
データが世の中にあふれる時代になり、誰もが簡単にデータを加工したり分析できるようになりました。その流れを受けて、複数のグラフや指標などをパッと一画面で見渡すことができる「ダッシュボード」を作成するための、高度なBIツールも多数登場しています。しかし、それらBIツールの導入や活用には、初学者の学習コストが高い、有料であるなどのハードルがありました。
そこで、着目したのが、日常に多くのビジネスパーソンが用いる表計算ソフト「Excel」です。
Excelは、使い慣れたインターフェースながらも、グラフの作成も可能で高い表現力を持っています。どうしても、ダサくなるイメージがありますが、その点も書式や設定を変えることで、BIツールのような見やすく豊かな表現ができるようになります。
本書では、「使われるダッシュボード」を企画できるように、ダッシュボード作成における基礎的な知識に触れます。その後、条件付き書式、関数、グラフ、テーブル、PowerQuery、フォームコントロールなどの強力な標準機能を活かしながら、作例を作りこんでいきます。最終的には、BIツールにも負けない、BI風Excelダッシュボードを作成することを目指します。
ぜひ、Excelとその基本機能とちょっとしたデザインのコツをマスターして、たのしいダッシュボードライフをお過ごしください!
新刊
同人誌・84ページ・100部頒布・紙/電子・1,000円Pythonは人気のプログラミング言語です。私たちの仕事を楽にするさまざまな自動化、効率化プログラムも作成できます。初学者向けの書籍や動画教材もたくさんあり、ノンプログラマーでも業務自動化ツールを作ることができます。
そのようにして、みなさんがPythonで作ったツールも、殺風景なテキストではなく、「デスクトップアプリ」としてGUIで操作したり表示できたらカッコいいですよね。自分だけではなく、他の人にも使ってもらいやすくなります。
そこで登場するのが、ライブラリ「PySimpleGUI」です。
その名の通りシンプルなコードでGUIが作れるPythonのライブラリで、短いコードできれいなGUIが作ることができます。デフォルト設定でも見栄えが良く、細かいデザインを気にしなくても大丈夫。
この本は、デスクトップアプリをはじめて作る人が、GUIで以下のことができるようになることを目的としています。
・どのようなGUIが作れるのかをざっと把握できる
・GUIを作るためのコードの書き方を理解し、自分のツールに応用できる
PySimpleGUIを使ってカッコいいPythonデスクトップアプリを作りましょう!
将来どうなるかわからない変化の激しい世の中、そこで自分という軸をしっかり保ち、変化に対応できるようスキルを意図的に獲得しておく取り組みがリスキリングです。
ここ30年間の、特にデジタル領域での変化は私たちの仕事に大きな影響を与え続けてきました。人生100年時代と言われていますが、仕事=働く時間はその人生の多くを占めています。多くの時間を占める仕事だからこそ、そこに心理的成功、すなわち幸せを感じられる状態をつくることは重要です。
「働くことで心理的成功を収められる状態をつくること、またそれを維持するために、スキルをアップデートし続ける力」それがリスキリング力です。それは組織から命令されて身につくものではなく、個人の「自分らしさ」「ありたい姿」に添って実現されるものです。
本書では、筆者自身の経験を軸に、自らが主宰するコミュニティ「ノンプログラマーのスキルアップ研究会」などでの実績、また学習に関するいくつかの研究を参照しつつ、ビジネスパーソンがリスキリングを通して成功をおさめるための知識と戦略、実際に行動していくための原則をわかりやすく伝え、自分らしい、ありたい姿になるためのデジタルスキルを身につける術を提供します。
時代の流れに合わせて成長し、価値のある「働く」を実現し続けることができるよう、本書がサポートします。
プログラムにより業務効率化をはかる場合、言語の選択肢はVBA、Google Apps Script(GAS)などになります。その上であえてPythonを学ぶ理由は2つあります。ひとつはキャリア面でのメリット、もうひとつはPythonでないとできないことがあるという点です。
VBAやGASでもできることは多いのですが、MicrosoftやGoogleが用意した機能の範囲内でしか実装することができません。一歩、その外のことを実現したいと思っても、手が出せません。
その外の領域がPythonの強みになります。本書は、Pythonの基本文法も、実践での使い方についても、プログラムを実際に動かしながら覚えることを重視したノンプログラマーのための指南書です。学ぶべき言語がPythonであるべき理由のある、リアルに実務で使える作例を題材としています。
こんな方にオススメです。
・Pythonを基礎から学習したい人、コピペから脱却したい人
・業務の自動化に興味があり、マクロではできない効率化を実現したいと考えている人
VBAは、表計算ソフトExcelがインストールされていれば、開発環境の準備といった技術的なハードルも低く、気軽に使用できるプログラミング言語です。ITエンジニアだけでなく、すべてのビジネスマンに門戸を開き、その仕事の価値を高めるチャンスを提供している、希少なプログラム言語の一つです。そして一般的にはプログラミング初心者向けの「やさしい言語」と考えられていますが、本当にそうでしょうか?
ある程度学習と実践を重ね、いくつかのマクロを本格的に活用し始めた頃から「VBAならではの問題」に悩まされるようになります。「VBAならではの問題」とは、
・理解があやふやなのに動いてしまっているため、エラーや仕様変更が発生したときの対応に大変な労力がかかる
・同じ目的に対して、それを実現するための書き方がいくつも存在していて混乱する
・たくさんの「自己流」が存在していて、他のVBAユーザーとの協力体制を築きづらい
・クラスやオブジェクトモジュールなどの概念について学ぶ機会がないため、他の方法で実現してしまっている
こうした問題を解決するために、本書では、以下のステップでVBAというプログラミング言語を再学習することを提案しています。
今や私たちの仕事や生活に無くてはならない存在になったGoogleサービス。これらGoogleサービスの自動化や連携を行うことで、大幅な効率化が図れます。そして、それを可能にするのがGoogle Apps Script(GAS)です。
スプレッドシートで表や帳票を作る、Gmail で通知メッセージを送る、ドライブのフォルダやファイルを整理する、カレンダーのイベントを登録する、ドキュメントで議事録のひな形を作り翻訳もする…このようなことがプログラミングできるのです。
誰もが無料で利用できるGASですが、「知識」と「技術」の習得が不可欠です。
GASの構造や仕組み、プログラミングの構文、ルールや制約など、多くの知識とそれを実現するスキルが必要になり、多くの学習時間を要します。
本書は、入門からその達成までの努力の道のりを、ピタリと伴走してくれる一冊です。
JavaScriptの基本から自作ライブラリまで徹底解説。これ一冊だけで基礎から実践まで体系的にマスターできます。新IDEにも完全対応。
とりあえず動けばOK!
そんな意識で、何となくコードを書いています!
ExcelVBAは基本、実務で使うためのものです。にもかかわらず「動けばいいや」という空気。そこから抜け出ない限りは、あなたはずっと初級者のままでしょう。
本書は、初心者向けの入門書ではありません。物量勝負のTips集やサンプル集でもありません。「ExcelVBAを実務で使う」という目的に特化した実践書です。
実務の現場では、「いかにコードを書くか」といった『知識』だけでなく、「チーム共有が前提となる場合の着眼点は?」といった『知恵』も求められます。意図的に手を抜くべきシーンもあるでしょう。それも、『知恵』の一つです。つまり、知識と知恵の両翼が、現場での必須スキルだということです。
本書では、そこを詳細に解説しています。ExcelVBAをぜひ、実務の現場で使い倒してください。