制作者や情報技術者のためにPDFの技術的側面の解説と最新情報を網羅。PDFの基本的な知識から専門的な情報まで一通り述べています。
PDFをシステム的に活用するには一定の前提となる知識です。本書はPDF を中心にフォントや文字などの関連項目について解説しています。PDF登場の経過や歴史的側面の解説も多いので、はじめての人でもとっつきやすくなっています。
1.1版では、最新規格ISO 32000-2(PDF2.0)とISO 32000-1との違いを簡単に解説した「付録」を追加しました。
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XMLドキュメントを処理してXSL-FOに変換するXSLTスタイルシートの入門書です。XSL-FOを組版処理してPDFにするには『AH XSL Formatter』を利用します。
簡単なスタイルシートから書いていき、徐々に必要な追加を行って、PDF形式の「簡単な本」を組版するためのスタイルシートを完成させていきます。本書自体、本文で解説しているスタイルシートにいくらかの修正をしたもので作成されておりますので、完成物のイメージが湧きやすくなっています。
また、本書と合わせて「組版サンプル」を利用することで、本書で紹介するコードと組版結果を比較しながら学習していただけます。
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CSS はブラウザ、エディタ、その他のアプリケーションで広く使用されています。CSSは、Webデザインのためだけではなく、広範な印刷アプリケーションやPDFとして配布される電子的なページ組版のスタイルシートとしても使えます。多くの人はブラウザ上のWeb制作では CSS に精通しており、その中でも非常に精通している人もいれば、それ程でもない人もいます。
CSS 2.1/2.2はページ媒体への出力サポートは最小の提供であり、ページレイアウト機能は力不足です。CSS3は現在W3Cによって開発中ですが、高度なページレイアウト、多段組、縦組、ハイフネーション、多言語の文字レイアウトなどの専門的な品質の組版に必要なさまざまな機能を定義しています。
CSSをXMLやHTMLのページ媒体デザインのために使うことはまだ一般的ではありませんが、CSS3の開発が進むにつれて増えるものと期待されています。本書は、既にCSS を知っているが、ページ組版のために CSS を使用したことがない人を対象として、CSSページ組版機能を概説しています。
CSS組版にはAntenna House Formatterを用います。W3CのCSS標準プロパティに加えて、ベースライン・グリッドなどの印刷用レイアウトや日本語レイアウトのためにAntenna House Formatterで独自に拡張した追加プロパティ機能を使って,高度なレイアウト指定を施したページを作成できます。さらに、独自開発のMathML 3、CGM、SVGの描画機能、PANTONE®スポット・カラーなど精細なグラフィックス指定、PDF/A、PDF/X、PDF/UAなど多用途なPDF作成機能を提供しています。
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XMLドキュメントを印刷するためのレイアウト指定用標準言語の一つである「XSL-FO」を利用する人を想定し、その仕様の要点を、図やサンプルを使って解説します。
・XSL-FOとは?
テキストファイルを印刷するには、何らかの印刷ソフトを使い、印刷する用紙の大きさや文字の大きさなどレイアウトを指定します。それと同じように、XMLドキュメントを印刷するにもレイアウト指定が必要です。このレイアウト指定をするための標準言語が、XSL-FO(Extensible Stylesheet Language)です。
XSL-FO は機能拡張が容易であり、それぞれの XSL-FOプロセサがさまざまな拡張機能を提供していますが、本書は XSL-FO V1.1 の標準仕様の範囲内での解説にとどめています。第2版は、章建てを含めて内容を大幅に書き直して、できるだけ理解しやすくなるように努めました。
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『PDF CookBook』は、PDFを企業向けのシステムで編集したり、加工したりする方法を紹介する、いわば、PDFをメイン素材とする料理本です。
本書では企業向けシステムの企画・営業担当者から開発者まで幅広い層を想定読者としています。初心者にもPDFの活用法をご理解いただけるよう、最初に図版でPDF料理のイメージを表すようにしました。PDFを調理する包丁としては、アンテナハウスのPDF編集・加工ライブラリ「PDF Tool API V5」を前提としています。それぞれの課題に対して、実際にPDFをさまざまに調理するJavaプログラムのサンプルを紹介しています。また、プログラムを実際に使ってPDFを加工する実例も示しました。
本書で紹介しているプログラムは、別途、アンテナハウスのWebページから配布しています。
『PDF CookBook』第2巻では、PDFのセキュリティ設定や解除、PDFの透かしの設定や応用、しおりの追加や削除などのテーマを取り上げています。各機能の役割や目的、見込まれる効果の紹介と、利用例のサンプルプログラムとその結果例を項目ごとに載せています。
プログラミングがわからなくとも、PDFの機能についてなぜその機能があるのか理解を深めることができますし、開発者はサンプルプログラムを自分の環境で試すことができます。
本書で紹介しているプログラムは、別途、アンテナハウスのWebページから配布しています。
『PDF CookBook』第3巻は、第1章でPDFからテキストを抽出・検索する機能について、第2章でPDFから画像の抽出・画像の最適化、第3章で矩形内のデータ削除と塗りつぶし(墨消し)、第4章でフォントの統合・埋め込み、第5章でPDFの最適化、第6章でPDFにレイヤーを追加する機能をテーマに取り上げています。
各機能の解説・役割や目的、見込まれる効果の紹介、利用例としてサンプルプログラムとその処理結果例を項目ごとに載せています。プログラマーはもちろんですが、企画・営業担当の方でもPDFの豊富な機能についての知識が得られます。
シリーズを通して、プログラミングがわからなくとも、PDFの機能についてなぜその機能があるのか理解を深めることができますし、開発者はサンプルプログラムを自分の環境で試すことができます。
アンテナハウスのWebページで内容を確認できます。
新刊
同人誌・70ページ・105部頒布・紙・500円本日特価で500円に値下げしました。
本書の目標は、Markdownで執筆した原稿から冊子本印刷のためのPDF作成までを一気通貫で行う仕組みを設計し、本書自身を素材にして、実践することです。
本書は次のステップで制作されました。本書の内容にはその過程を詳しく報告しております。また、本書の冊子版自体が実践の成果物です。
立ち読みではありませんが、下記ブログ記事に目次等の情報が記載されています。
https://blog.antenna.co.jp/ILSoft2/archives/10189
また、実践例として、フェリックス・スタイル様の許可を得て、事例も紹介しております。
併せてご覧ください。
https://www.antenna.co.jp/AHF/ahf_jirei/201905-Markdown-PDF.html