関数型言語Elixirへの誘い(いざない)を促す、通称「えりいざ本」の第3弾です。
本書は、動的関数型言語Elixir(エリクサー)で作られたテンソル計算用ライブラリ『Nx』(エヌエックス)を紹介する一冊となっています。
目次:
Nxは、テンソル(tensor:≒「多次元配列」)を取り扱うライブラリです。
テンソルで有名なのはPythonとNumPyの組み合わせですが、それのElixir版だと思っていただけるとわかりやすいでしょう。
テンソルを扱った先には、機械学習が出てくるでしょう。
残念ながら、本書は紹介/入門本のため、機械学習についてまでは触れてはいません。
しかし、近い将来には「機械学習」と「Nx」の組み合わせが、目に入る機会も多くなっていくと考えています。すでに、AxonというNxを利用した機械学習用ライブラリも世に出ていますしね。
その日のために、本書に目を通してみるのもアリですよ。