TeXグッバイしたい!(挨拶)
文書作成で避けて通れないのが組版。
そこでよく使われているのがTeXだが、いろいろと問題も多い。
本シリーズでは、新しい組版システムを作ってTeXグッバイすることを目指す。
vol.1は「フォントのはなし」。
TrueTypeフォントやOpenTypeフォントの仕様を取り上げる。
【オススメしたい人】
・TeXグッバイしたい
・自分で組版システムを作ってみたい
・Rubyで楽しいことがしたい
・TrueTypeフォントやOpenTypeフォントのファイル形式について知りたい
【目次】
1章 SFNT形式
SFNT形式のフォントファイルの概要
2章 メタ情報
フォントの名前や特徴といったメタ情報の取得
3章 マップ情報
文字コードとグリフを対応づけるマップ情報の取得
4章 メトリック情報
文字を箱に見立てたときのメトリック情報の取得
5章 単一フォント
拡張子が".ttf"、".otf"のフォントを扱えるようにする
6章 フォントコレクション
拡張子が".ttc"、".otc"のフォントを扱えるようにする
サンプルコードはすべてRubyで書かれているので、Rubyが分かることが望ましい。
ただ、Rubyが分からなくてもやってる処理の雰囲気は分かるはず。
【キーワード】
組版 / TeX / TrueTypeフォント / OpenTypeフォント / フォントコレクション / Ruby