x64アーキテクチャーの初めの一歩を学んでから、円周率πを高速・高精度で計算するオール・アセンブラのプログラム作成にチャレンジします。
プログラミングの基本を説明するためにプログラミング言語Pythonを使用することにしました。
Pythonで作成した円周率計算プログラムを、同じアルゴリズムのまま64ビットアセンブラで作成します。
第1章:4月に公開されたVisual Studio 2019をインストールして64ビットアセンブラの初歩を解説
第2章:x64アーキテクチャへ至る道を、インテル社が如何に互換性を重視したかを説明します。また。過去のCPUから現在のCPUへの激しい進歩の状況を図で表現
第3章:円周率を求める計算方法を簡単なものから本格的なものまで、Pythonを使って説明。科学技術計算の拡張モジュールを使いPython単独でも高速な計算が実現できるため、その作成方法も解説
4章:オールアセンブラによる円周率計算プログラムの作成にチャレンジ。開発ツールは、NASMとPolinkという高性能なフリーのソフトウェアを使用
作成したプログラムは、多くのユーザ-の環境である 64ビット版Windows10/11で動作できます。
The Advanced Assembler 386 上ノ巻 第2版
1993 年~1994 年にかけて The BASIC誌(「ざべ」)に連載していた Advanced Assembler 386 (上ノ巻1~5回/全10回)を現代風アレンジ
・現在までのIntel CPU変遷記
・イラスト書き換え
・レイアウトを全面的に再構成 を加えて、同人誌として復刻。
マニアックな記事の多かった「ざべ」誌の中では異色の王道技術解説記事である Advanced Assembler 386 は、x86アーキテクチャの基礎テクノロジーである7つの壁(上ノ巻は3つの壁まで)を詳しく解説しており、その技術は現在の最新 CPU を学ぶ上でも必須となっています。