企業においてWindowsの管理に欠かせないActive Directory。
Windows Server 2012R2の延長サポート期限があと2年と少しと迫ってきている中で、Active Directoryドメインコントローラのマイグレーションを行わなければなりません。
ですが、Active Directoryのマイグレーションは頻度の高くない作業であるため、前任者が退職してしまい知見がないなどの不安があるかと思います。
そこで、SIer時代にActive Directoryの管理や保守を請け負い、現職ではMicrosoft製品群の管理者をしている著者が、個人ラボで実際にマイグレーションを行い、その手順について詳細に解説した本に仕上げました。
まえがき
対象読者
前提知識
注意
第1章 せまりくるWindows Server 2012/2012R2の延長サポート終了
第2章 Windows Server 2019のライセンス体系について
2.1 コアライセンス
2.2 必要なコアライセンス数の算出
必須三条件について
必要コアライセンス数の計算例
仮想サーバライセンス(OSE)の場合
第3章 Active Directoryマイグレーション
3.1 FSMOの確認
3.2 非FSMOドメインコントローラのマイグレーション
下準備
ドメインコントローラの降格
降格後の処理
新サーバの構築
FSMOの移行
フォレスト機能レベルとドメイン機能レベル
フォレスト/ドメイン機能レベルの昇格
Windows Server 2008より古い機能レベルの場合
DFSRへのマイグレーション
3.3 まとめ
第4章 Active Directoryの混合についての個人的な思い
4.1 働き方改革、COVID-19によって劇的に変わった環境
4.2 今後廃止されていくだろうが、直近で廃止はできない
オンプレミスファイルサーバの取扱
アカウント作成の運用フロー
オンプレミスActive Directory参加端末の取扱
4.3 Active Directory管理者の悩みはまだまだ尽きない
あとがき
物理+電子:1,500円
電子:1,000円