あ-10
IT-コンピュータサイエンス-情報学・情報科学
RPACommunityはRPAやAI、ノーコードツールなどによる業務自動化を扱ったコミュニティでセミナーやLT大会など10年近い活動実績のあるコミュニティです。今回はIoTなどを中心に扱った野良ハックと共同で既刊のトリビュート誌やメンバーのかーでぃさんのセキュリティに関する本、野良ハックの既刊・新刊を頒布する予定です。また人気のライトニングトーク本も頒布する予定です。
ランサムウェアの猛威がアサヒ、アスクルなどの大手企業を襲っています。筆者自身も、前職の情シスの時代にランサムウェアに感染し非常に辛い思いをしました。
その際の教訓としても「バックアップは最後の砦」というのは理解します。しかし、そ
のバックアップがもしもの時に使えなかったら......?
本書は、筆者の辛い思い出に涙しながら、ランサムウェアの被害を最小限に抑えるた
め、最新のバックアップ事情に焦点を当てて執筆しました。
この本をきっかけに「ランサム? バックアップがあるから大丈夫!」と胸を張って言
えるようになってもらえると幸いです。
新刊
同人誌・79ページ・20部頒布・紙・1,600円「御社のセキュリティ対策状況について、確認させてください。」
取引先からそう聞かれたとき、すぐに答えられるでしょうか。ウイルス対策、アカウン
ト管理、バックアップ、不審メール対応。ひとつひとつは聞いたことがあっても、会社と
して説明できる状態になっているとは限りません。
そんな中、経済産業省が進めている SCS 評価制度(サプライチェーンセキュリティ評
価制度)が、2026 年度末頃、つまり 2027 年 3 月頃の制度開始・申請受付開始を目指して
いるとされています。本書は、SCS 評価制度の概要を整理しながら、自社のセキュリティ
対策を見える化し、取引先と安心して話すための考え方を紹介します。
星を取ることだけが目的ではありません。まずは、自社の現在地を知ること。そこか
ら、未来の仕事を守る準備を始めていきましょう。
本書は、RPACommunity の活動の一環として、IT やテクノロジーを活用した自動化
をもっと広めたいという有志の熱意から生まれました。前回からタイトルを「ゼロからは
じめる! AIx 自動化入門」へと刷新し、新たな気持ちで取り組んできました。「技術書典
19」で発刊した「ゼロからはじめる! AIx 自動化入門 vol.6」に続く 7 冊目となります。
概念的なところから、細かな Tips まで著者の想いが込められた一冊となっております
ので、どうか最後までお読みください。そして本書が、身の回りのちょっとした些細な自
動化から本格的な業務の自動化まで、少しでもお役に立てれば幸いです。
ゼロからはじめる! AIx 自動化入門 vol.7 編集まとめ / かーでぃ (@_0447222690292)
「ライトニングトーク(LT)に挑戦したいけど、話す内容が思い浮かばない」「上手く
話せる自信がない」「人前で話すのは怖い」
もしあなたがそう感じているなら、それはごく自然なことです。なぜなら、実は多くの
人がLTを「オーディエンスを楽しませるプレゼンの場」や「自身のある知識や技術を見
せる場」、そして「プレゼン技術の上手さを競う場」だと誤解しているからです。
しかし、本書が伝えたいのは、LT登壇の目的は“プレゼンの達人”になることではない
という点です。
新刊
同人誌・76ページ・10部頒布・紙/電子・1,000円TM Forum が策定するAutonomous Networkについて解説する入門書籍がなく、手探りで学習を始めました。
JANOG55 での登壇発表をきっかけに、参加者とのコミュニケーションを通して知識習得や理解が進み、Autonomous Network Levels (ANL) – Certification Path認定 を取得し、Autonomous Network Levelアセスメントを実施できるところまで辿り着きました。
Autonomous Networkの概要について説明し、ANL Certification Path認定に向けた学習内容や取得に役立つ情報、アセスメントの実施内容や経験について解説します。
本書は2025年10月13日時点の情報にもとづいて執筆し、2026年2月26日時点の情報で改訂しています。
新刊
同人誌・154ページ・10部頒布・紙/電子・1,000円2026 年4 月12 日の日経新聞朝刊に掲載された記事を読んだことが、本書を書き始めるきっかけでした。
記事の中で「圏論」という言葉に触れ、最初は数学の専門的な話として遠いものに感じました。
しかし調べていくうちに、圏論は単なる抽象数学ではなく、日常やエンジニアリングに共通する「構造を見るための考え方」として捉えられるのではないかと思うようになりました。
たとえば、駅と移動、料理の工程、申請手続き、買い物の流れといった日常の題材には、対象があり、変換があり、それらがつながって一つの流れを作るという共通した骨組みがあります。
一方で、ソフトウェアのデータ処理、API 設計、型と関数、電子工作、センサー処理、ハードウェアとソフトウェアの連携にも、同じような構造が
見られます。
本書では、圏論を厳密な数学として体系的に解説することよりも、日常の事例とエンジニアリングの事例を行き来しながら、「別々に見えるものの中に共通する構造を見つける」ことを目指しました。
圏論をすでに知っている人のためというより、筆者自身のように、何かの記事や話題をきっかけに圏論へ興味を持った人が、最初の入口として読める内容を意識しました。
本書は、圏論を基礎概念から順に積み上げ、日常の事例、抽象概念、ソフトウェア、ハードウェア、設計レビュー、高次概念へと段階的に視野を広げる構成です。初読では第1 部から順に読むと流れをつかみやすくなります。
一方で、興味に応じてソフトウェア実装編やハードウェア/組み込み編から読み始めても構いません。
抽象概念は、前半の事例へ戻りながら読むと理解しやすくなります。
本書の内容は、筆者自身が圏論に興味を持ち、調べながら整理したものです。
そのため、数学的に厳密でない表現や、不正確な説明、誤解を招く記述が含まれている可能性があります。
内容の利用や解釈は、読者ご自身の判断と責任にてお願いいたします。
もし記述上の誤り、より適切な説明、改善できる表現などにお気づきの場合は、筆者までご連絡いただけると大変助かります。
いただいたご指摘は、今後の改訂や補足に活かしたいと考えています。
第二版(2026年7月20日)
新刊
同人誌・208ページ・10部頒布・紙/電子・1,000円IoTLTというコミュニティで、vol.79のイベント後の懇親会で「モノづくり」の話が盛り上がり、ラジオトーク番組的なイベントが始まりました。
記念すべき第1回のテーマは「失敗談!?モノづくりしくじり先生」でした。
その中で参加者が「積みボード」に関する話題で盛り上がり、第2回のテーマが 「罪!?積みボード選手権」に決まりました。
その後も話のネタが尽きることなく、第3回「積みボード選手権 EP2(おかわり会)」、第4回「積みボード選手権 EP3(IoT老人会)」、第5回「積みボード選手権 EP4」、第6回「積みボード選手権 EP5」と続いています。
その時の様子を文字起こし&解説形式でお届けします。
新刊
同人誌・28ページ・20部頒布・紙/電子(フリーペーパー企画として頒布予定です)
2026年6月、DTW26(DTW Ignite 2026)への参加を目的に、デンマーク・コペンハーゲンを訪れました。
DTWは、TM Forumが主催する通信業界向けのイベントで、OSS/BSS、AI、データ、Autonomous Networks(自律型ネットワーク)の議論が集まる場所です。
今回は、DTW本体だけでなく、併催イベントであるNokiaのNIX(Nokia Innovation eXchange)や、HuaweiのOTF 2026(Operations Transformation Forum 2026)にも参加しました。
本書では、イベントで見えたAutonomous Networks Level(ANL)の現在地と、コペンハーゲンの街歩き、そして通信・郵便・メディアの博物館であるENIGMA(エニグマ)の見学をまとめます。
スペイン・バルセロナのMWCでは、AI Agentや自律化の展示を「会場で比較する」面白さがありました。
今回のDTW26では、それがさらに一段進み、展示やデモだけではなく「レベル評価」「認定」「標準化」「他社との比較」として語られていた点が印象的でした。
一方で、コペンハーゲンの街は、バンコクで見たような大量の柱上ケーブルとは対照的でした。
頭上に電線がほとんど見えず、高層ビルも少なく、石畳と自転車が街の景色を作っています。都市インフラが表に出てくる街と、表から消えている街。その違いを体感できたことも、今回の出張の大きな収穫でした。
これからコペンハーゲンへ行く人、DTWへ参加する方向けの参考になれば幸いです。
新刊
同人誌・110ページ・20部頒布・紙/電子・1,000円(電子版は無料です)
本書は、2025年1月に京都で開催されたJANOG55 への参加と、その前後に歩いた京都・滋賀大津の記録をもとにした技術同人誌です。
JANOGは、日本のインターネットを支えるネットワーク運用者たちが集まり、現場の知見を共有するコミュニティです。
JANOG55の会場は、京都・岡崎のみやこメッセでした。
BGP、SRv6、RPKI/ROV、DNS、400G超通信、光ファイバー、AI/ML基盤、Network Automation、NOC、セキュリティ、運用自動化など、インターネットの現在とこれからを考える多くの議論が行われました。
一方で、私にとって今回のJANOG55は、単なる技術イベントへの参加だけではありませんでした。
会場のみやこメッセから少し足を延ばすと、京都の街が広がっています。
そして、さらに電車に乗れば滋賀・大津へ行くことができます。
私はその機会に、小説「成瀬シリーズ」 にゆかりのある場所を歩きました。
JANOG55が開催された当時、成瀬シリーズは第一巻、第二巻が刊行されていました。
その後、第三巻が発売され、物語の舞台は滋賀大津から京都へも広がりました。
さらに、小説の中にみやこメッセが登場することを知り、技術イベントとしてのJANOG55と、作品世界をたどる街歩きが、自分の中でひとつにつながりました。
本書では、JANOG55を「ネットワーク運用者の知見が集まる場」として紹介しつつ、もう一方で、京都と大津を歩いた記憶を重ねています。
インターネットは、人と人、組織と組織、地域と地域をつなぐ仕組みです。
街歩きもまた、場所と記憶、現実と物語をつなぐ行為です。
技術イベントと小説の聖地巡礼は、一見すると離れているように見えますが、どちらも「つながり」を体験する営みだと感じました。
本書の構成は、左開き側ではJANOG55を中心とした技術イベントの紹介を、右開き側では創作小説を扱う形にしています。
技術同人誌でありながら、街歩きの記録でもあり、少しだけ物語の余韻を含んだ本にしたいと考えました。
JANOGに参加したことがある方には、会場で交わされた議論や空気を思い出すきっかけになれば幸いです。
JANOGに参加したことがない方には、ネットワーク運用者のコミュニティがどのような場所なのかを知る入口になればと思います。
そして、成瀬シリーズを読んだことがある方には、京都や大津の街をもう一度歩いてみたくなるような一冊になれば嬉しいです。
新刊
同人誌・12ページ・20部頒布・紙/電子(フリーペーパー企画として頒布予定です)
本書は、2026年7月に愛媛県松山市で開催されたJANOG58への参加と、その前後に歩いた松山の記録をもとにした技術同人誌です。
JANOGは、日本のインターネットを支えるネットワーク運用者たちが集まり、現場の知見を共有するコミュニティです。JANOG58は、2026年7月15日から17日まで、愛媛県県民文化会館を本会議場として開催されました。開催テーマは「技術の成熟と次代への継承」です。ネットワーク技術が成熟し、その知見や経験が次の世代へ受け継がれていくことを考える場として、松山に多くの技術者が集まりました。私にとって今回のJANOG58は、単なる技術イベントへの参加だけではありませんでした。会場のある松山には、道後温泉、松山城、萬翠荘、坂の上の雲ミュージアム、正岡子規の俳句石碑、瀬戸内海の島々があります。特に強く印象に残ったのは、坂の上の雲ミュージアムで見た企画展「『坂の上の雲』にみる明治のインテリジェンス」です。展示は、明治20年代後半から30年代にかけての激動期に焦点をあて、政治、外交、軍事の局面で情報を集め、読み解き、判断しようとした明治の人々の知恵と力量を扱っていました。この「明治のインテリジェンス」という言葉が、JANOG58のテーマである「技術の成熟と次代への継承」と頭の中でつながりました。本書の主題は、「明治のインテリジェンスを感じ、ネットワークの継承を考える」ことです。松山の街を歩きながら、明治のインテリジェンス、瀬戸内海から世界へ向かう感覚、そしてネットワーク運用における継承について考えていきます。ネットワーク運用もまた、情報を集め、状況を読み解き、判断し、次の行動へつなげる営みです。監視、ログ、アラート、トラブルシュート、経路制御、設計変更、自動化、手順化、教育。どれも単なる作業ではなく、見えにくい状況を理解し、未来の障害を減らし、知見を次の人へ渡すための活動です。
JANOGに参加したことがある方には、会場で交わされた議論や空気を思い出すきっかけになれば幸いです。JANOGに参加したことがない方には、ネットワーク運用者のコミュニティがどのような場所なのかを知る入口になればと思います。